ポレポレの特徴
柔軟な働き方
毎日の就業が難しい、体調の変化でときどき休んでしまう方など、就労日数や一日の就労時間を少なくしたりして、少しずつ働けるように配慮します。無理せずコツコツと、それでいいのです。
1歩ずつ1歩ずつ
集中力が必要な複雑な仕事などがまだ難しい方は他の従業員の方が行っている業務のうち、その方に合った業務(清掃、運搬など)を切り出して、一人分の仕事にします。少しずつステップアップしていきましょう。
社会との関りを持つ
必要に応じて一般就労に携わるにあたって必要なビジネスマナーやコミュニケーション、身だしなみや健康管理に関して一緒に覚えていきましょう。
地域を愛し、愛される
ポレポレにいる人が楽しく、力を発揮できるように地域の中で、暮らしが安定するように、さまざまな機関と連携しながら支援します。
とある日の仕事を紹介
今日は少し難しい内職作業が入荷した。
支援員Mさんの指示で、車椅子のMさんは、型紙をくり抜く工程を丁寧に行っている。
単純なことが得意な知的障害のMさんと片腕マヒのSさんは、くり抜かれた型紙を山折り谷折りし、折癖をつける。
統合失調症のMさんと軽度なマヒのあるKさん、Tさん、Kさんは、折癖のついた型紙を台紙にはめ込んでいく。
すべての作業を見守りながら、支援員Nさんと利用者リーダー発達障害のDさんは、正しく完成しているかどうかを検品しながら、箱詰めしている。
みんなワイドショーネタやヨーグルトメーカーの使い方などについて、談笑しながら作業している。
良いんです!
「手が動いていればお喋りしても良い。」
これはポレポレルールのひとつ。
そんな中、「疲れたから少し休みたい」とKさんが言う。
僕は「はい。またやる気になるまで休みましょう」と言う。
5分休んでKさんは仕事再開。
少しすると、「もっと難しい作業をやってみたい」とMさんが言い出した。
支援員Mさんは、「おおーー」 とにっこり笑って、
「ではこちらのグループに入りましょう」と、折癖のテーブルに誘導した。
なんでも言っていいんです!
だってここはポレポレだから。